髪の毛はすごくデリケートで チョットした事で傷み易く傷んでしまうと
元に戻せない 修復ができないものです!
特にパーマやカラーリングは傷みの原因の
代表的なものとして扱われます
いらっしゃいまホ~! GOIS です
カラーもパーマもアルカリ剤の力を使い
色を明るくしたり カールをつけたりするんですが
このアルカリ剤が髪の毛に負担をかけるといっても過言ではないでしょう
アルカリ剤を使わなければいいんだけど
アルカリを使わないとカラーやパーマの薬剤が
うまく働いくれないんです
まぁ都合よくいかないんですね~
このアルカリ剤の中和を目的に酸化剤を使いアルカリを抹消します
ところがこのアルカリにはアルカリ度(PHとは違う)という濃さというか
強さみたいなのがあって このアルカリ度が高ければ高いほど
一時的に中和しても時間がたつとPHがアルカリに戻ってきてしまうんです
つまりパーマやカラーをした後にこのアルカリを抹消しておかないと
髪の中にアルカリを残したままでこの残ったアルカリが
髪の毛の傷みの原因になってしまうんです
美容室ではこのアルカリを除去するために酸リンスなどを使って
中和を目的としていたんですが強い酸をつけると
髪の毛が過収斂を起こしてしまい パーマの薬剤が正常に働かず
パーマのダレなどが起こり過剰な収斂で手触り質感も悪くなってしまう
過収斂を起こさないようにするとアルカリ度の高い薬品のアルカリを
消すことができない
これがアルカリ剤がダメージの原因となる理由です
前置きが長かったんですが
そのアルカリを消してくれる 薬剤DO-Sアシッド!
今日は この薬剤を使って ちょっとした検証~!
DO-SアシッドはPH 5.5(弱酸性で健康的な髪のPH)
そして酸度は70ml! アルカリを吹っ飛ばすには抜群の薬剤です
アルカリ度に負けないように 酸度を上げるんですが 酸度を上げると
PHも酸性が強くになりすてしまう
PH5~5.5のままで 酸度を上げるのは大変なことらしいです・・・
通常どこでにでもある メーカーの酸リンスは PHが3ぐらいなので
アルカリになってる髪に そんな 酸性の薬を一気につけたら
過収斂を起こしてしまう
例えば 通常でph9以上 アルカリ度が7くらいの
ハードタイプのパーマ剤の場合でも
目安として酸度30ml くらいで アルカリの中和が可能な計算らしいので
この DO-Sアシッド は充分なスペックがあり
酸度70mlで PHは5.5は 理想的である
ただ 問題なのは 酸リンスとしては 非常識な 高価格・・(爆)
パーマ液の何倍もする 酸リンスって!・・・(汗)
まぁ アルカリを処理するにはしょうがないって事ですな!
じゃぁ 実験行ってみましょう
まず
かる~くブリーチした毛束をつくり
その毛束に あえて アルカリカラーの7レベルブラウンで染める
カラー剤を流して
- 赤はそのままシャンプー
- 黄色はDO-Sアシッド3倍希釈を付けて5分でシャンプー
- 青はDO-Sアシッド原液を付けて5分でシャンプー
仕上がりは⇛⇛
染まり上がり 手触りなども ほぼ同じ感じ
そして この毛束を シャンプー10回繰り返してみる
結果は ⇓⇓⇓
アシッド処理した毛束と何もしなかった毛束の
褪色の仕方の違いを見たかったんだが ビミョ~な結果!
3本共に少し褪色してるがアシッド処理してないない 赤の毛束が
きぃ~も~ち 色落ちが多く感じるが
ビミョ~な結果で誤差の範囲と言えば誤差くらい!(笑)
しかし手ざわりは写真では伝わらないが
赤色の毛束より 黄色と青色の毛束 の方がよく感じる
赤色の毛束の方が若干パサつくような感じがある
アシッド処理した2本の毛束の方が手ざわりは良い
青色の毛束はアルカリ状態からDO-Sアシッドの原液を塗布することで
過剰な収斂の可能性を考え わざと原液を塗布したのだが
全く問題なく 青色の毛束も手触りは黄色の毛束と変わらない
PH5.5で保たれているアシッド剤なんで濃度が濃ゆくなっても
過収斂の危険性が少ないように設計されてる (さすがだ!)
カラー褪色ははっきりと違いが出るような結果ではなかったが
手触りは アシッド処理した毛束のほうが良かった
じゃ この毛束を使い
次 行ってみよう・・・ つづく!
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