まぁ、どっちにしろ しっかり剥がして、しっかり流すが大事!
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[山鹿市・美容師が語る パーマ・縮毛矯正・ヘアケアの新常識!]
パーマやカラーの後に サロントリートメントをするのに傷みが治らない?
サロンで買った高級シャンプーとトリートメント使っているのに
毛先がばさばさでまとまらない?
シャンプー解析では 高評価の優しい成分のはずなのに
髪も頭皮の状態も良くない?
みんなが良いって言ってるノンシリコンシャンプーを使ってみたけど・・・
氾濫するシャンプー・トリートメントの情報
何が良くて、どれが悪いのか???
読んでくれてる皆さんも こんな感想もったことあるんじゃないですか?
こんばんは ゴイス です
世の中には、数え切れないほどの シャンプーとトリートメント が
たくさんの情報と共に溢れかえってます
TVコマーシャルやインターネット上の広告
シャンプー解析・鑑定サイトのシャンプーの評価
CMなどでよく見る
髪の毛の栄養と思われる成分を配合したものや
シャンプー解析などで見る
自然派 オーガニック 刺激がどうとか・・・
でも 結局 何を使っても
髪の毛は 一向に良くならない!
今日は 読者サンから質問もらったんで
それに答えたいと思います
読者サン質問
>こんばんは(*^▽^*)
>ブログ参考にしてます。
>目から鱗ですね。
>今までやっぱりパーマの前にはケラチン入れたり
>後にはトリートメント勧められたり
>それでも結局パッサパサになっていて
>今はもう、カラーもパーマも無しのカットのみで遊んでます。
>ブログを読んでいてもちょっとよくわからなかったので質問なんですが
>シャンプーはどこを見て、どんな風に選べば良いのでしょうか?
>今は ◯ロマ◯やさし◯ とかいうシャンプーのみで洗っているのですが、
>本当にいいのかわかりません。
>ご面倒だとは思いますが、教えていただけたらありがたいです。
いつも読んでくれてありがとう~(^o^)
さてシャンプーの話なんですが
まず初めに シャンプーは何のためにするのか?
シャンプーすることで何を求めるのか?
なにを基準に判断するかで個々の意見が
良いシャンプーだったり 悪いシャンプーだったりすると思います
なんで ここではゴイスの独断的な基準で
答えさせてもらいま~す(笑)
まず シャンプーの目的として
髪や頭皮に付着した汚れや余分なものを残さず落としてしまうこと
これが本来のシャンプーの目的で髪を素の状態に戻す物だと思います
これ以上で 手触りを良くする成分だったり髪の栄養分とされるものが入ってたり
これ以下で 洗浄力が弱く汚れが落ちずに残ってしまったり
そんなんじゃなく
シャンプーの目的は
髪や頭皮に付着した汚れや余分なものを残さず落とす
これ以上でも 以下でもありません
化粧で言えばファンデーションをきっちり落として
すっぴん状態にしてしまう様なイメージですネ!
髪の毛はキューティクルが開いたり閉じたりして水分の調整をしています
この邪魔をするのが手触りを良くしたり過剰に艶を出したりする
強固なコーティング(皮膜)剤です
キューティクルがきちっと水分調節してくれないと困るんですね~
この記事 ⇓⇓⇓
毎日 シャンプー・トリートメントをする中でコーティング剤が
髪に残り分厚く残ってしまうのはよろしくないと思います
だから髪の毛に余計な皮膜を残さずキューティクルがきちんと
水分調整を行える状態にして置くことが良いと考えます
ゴイス はこれを基準として シャンプーを判断してます
>シャンプーはどこを見て、どんな風に選べば良いのでしょうか?
これは、裏の内容要成分しか判断材料が無いんですが
例えば、「◯ロマ◯やさし◯」の内容でみると
一番多く入っているのは、水(精製水)です
そして界面活性剤(洗浄成分)です
ココイルグルタミン酸TEA
ラウロアンホ酢酸Na
ラウラミドプロピルベタイン
その他の洗浄成分
それに香り・保湿・油分などが配合されて
シャンプーができてます
判断材料として内容成分は解るけど良い悪いは
成分の配合量(混ぜてある量)が解らないと
一概に良いとか悪いとか判断が付かない
内容成分は配合量の多い順番に表示する決まりなんだけど
何ミリリットル配合までは書いてない
他のシャンプーも全部そうで、配合量は表示されて無い
だから内容成分だけで良い悪いは判断しにくいんです
この記事 ⇓⇓⇓
よく、シャンプー解析サイトや鑑定サイトで
内容成分の判断でだけで
これは 良いシャンプー
こんなシャンプーは 駄目シャンプー
みたいなのがあるが
その中の、界面活性剤の種類で
アミノ酸系は 優しいから良い
石油系合成(高級アルコール系)シャンプーは
頭皮や髪に刺激が強いので悪い
な~んて こともよく書かれてますけど
配合量が解らないのに洗浄成分の種類だけで
良いとか悪いとか信憑性ゼロですけどぉ~って感じです
例えば
高級アルコール系の界面活性を A とします
逆に 肌や髪にも優しい 天然オーガニックが原料の
アミノ酸系界面活性剤を B とします
界面活性剤の洗浄力を比べてみましょう
表にしてみるとこんな感じかな
⇩⇩⇩
アミノ酸系が刺激が少ないのはある意味正解なんだが
本来の目的の汚れ・皮膜を落とす洗浄力が弱い
高級アルコール系は洗浄力が強い分、刺激もしやすい
でもキチンと汚れや皮膜を落としてくれる
配合量で話すとアミノ酸系の洗浄成分は洗浄力が弱いので
配合量を多くして汚れを落とさなくてはならない
高級アルコール系の洗浄成分は洗浄力があるので配合量が
少なくても汚れが落ちてくれる
AとBの界面活性剤を使って
洗浄力を同じくらいのレベルで汚れが落ちるように
シャンプーを作るとすると
配合量の比較はこんな感じ
⇩⇩⇩
刺激が少なくても配合量が多い
刺激はあるが配合量は少ない
どっが良い悪い?
すべてシャンプーは汚れを洗浄成分が包みこんで
髪から剥がしてきれいにするのだが
頭皮や髪に汚れが付着している
⇩⇩⇩
そして シャンプーする前にしっかり濡らして流すと
水分と一緒に 界面活性剤の親油性の部分が 汚れにくっついていく
⇩⇩⇩
簡単に言うと
界面活性剤の油にくっ付く部分が 汚れにくっ付き
水にくっ付くところが 水にくっ付いて
汚れを 頭皮や髪から 引き剥がしてくれる
⇩⇩⇩
親油性の成分が汚れや油に吸着して汚れを浮かせて分離させる特徴がある
ここで 少しつっこんで詳しく書くと
浸透作用 とか 乳化・分散作用などが 起こるらしい
わかりやすく書くとこんな感じ~
⇩⇩⇩
界面活性剤が汚れを包むようにくっ付き
頭皮や髪から 引き剥がし
水の中に浮いて フラフラ しているようなイメージね!
そして実際は 髪の毛や頭皮にも 界面活性剤は沢山くっ付いてます
これで 汚れがもう一度髪についたりする事が 防げるって理屈なんですな
ただ 界面活性剤(洗浄成分)は髪や頭皮に残留すると
あまり良くない~
ここで一番大事になってくるのが すすぎ流し!
すすぎが不十分だと汚れが流れきれないので残ってしまう
なのですすぎはしっかり行なうことは大事
高級アルコール系の方が、わりと流れやすく
アミノ酸系の方が、しっかり流さないと残ってしまいやすいようだ
アミノ酸自体が 多少、髪の毛などに
吸着しやすい性質があります
なのでアミノ酸系の界面活性剤で汚れを落とすと
⇓ ⇓ ⇓
汚れを包みこんで すすいで流すんですが
アミノ酸が吸着しやすい特性を持っているのもあるし
どうしても しっとりとした洗い上がりが 良いと感じる人が多いので
⇓ ⇓ ⇓
アミノ酸 界面活性剤が 髪や頭皮に 残留しやすい
アミノ酸シャンプーは 低刺激なんで
髪や肌に優しいし害が少ない みたいな思い込みも手伝っているのか
界面活性剤の残留があるのも事実です
アミノ酸系シャンプーで洗うと しっとり(重たい)して
きしまないんでやっぱりいいよね~
こんな人は ほとんど 残留組 です(汗)
まぁ、どちらにしろしっかり剥がして、しっかり流すが大事!
ちなみに、「◯ロマ◯やさし◯」はアミノ酸系のシャンプーです
ココイルグルタミン酸TEAは アミノ酸系のシャンプーによく使われてる
界面活性剤です
良いか悪いか自分の基準がどうかによるけど。
ゴイスの基準で言うとこんな感じです
ちょっと、小難しい部分もあったとおもうけど
ちょっとだけでも参考になれば・・・
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